天然砥石の販売



※2021年4月より、法律の改正に基づき、総額表示に変更となりました。


天然砥石は、自然環境で砥石になった物の事で、現代の人造砥石が出来る以前の砥石と言えば、天然砥石のみでした。
現代では、人工的に製造された研磨材を使った人造砥石や、天然や人工のダイヤを使ったダイヤモンド砥石が、研ぎ時間の短縮と安定した性能で、多く使われるようになりましたが、まだまだ天然砥石の人気も根強くあります。

そんな天然砥石に関係した商品類は、こちらのページに掲載を致します。


掲載品以外にも、お問い合わせを頂ければ、入荷可能なものも御座います。

戸前や並砥(色物を含む)、巣板、内曇
純三河白名倉、etc

ご予算とご希望される内容に応じて、商品をお探しいたします。



※表示の価格は税込みの「総額表示」です。



・天然仕上げ砥石の粉末@ 
 (容器に12〜14g前後入り)

 価格 390円

・天然仕上げ砥石の粉末A 
 (袋に100g入り)

 価格 2,800円

※売り切れの場合、入荷と製品化に時間を要す場合が御座います。



天然砥石の粉末は、市販品で何種類存在していますが、いずれも粉砕不足で、2〜3割程度を廃棄となります。
当店では入荷した粉末を細かい網で漉してから、少量ずつ乳鉢と乳棒を使って丹念に擦り、シャリシャリした音がほとんど鳴らない程度まで擦り潰しました。
それを、一つずつ手作業で容器に詰めています。

手作業で細かく出来て、低価格販売が可能な範囲は、ここまでが限界となります。


人造砥石や天然砥石に撒いて、研ぎ汁代わりとして使ったり・・・
刃物を磨く場面で使ったり・・・
刃物についた油取りに使ったり・・・

アイディア次第で、お好みで色々な作業に使う事も出来ます。


水で予め溶いて、下方に溜まった荒い粒子を取り除くように、上澄みだけを何度か取り出して頂ければ、更に細かい粒子として使う事が出来ます。


@の方は、わずか少量に思えるかもしれませんが、荒い固形物を取り除き、擦ってある事で、無駄な重量が減っていますので、意外と量があります。
ティースプーンで使うような方は、何杯かで終わってしまうかもしれませんが、少量ずつ無駄なく使う程度では、1回に0.5gも使わない為、何度もご使用頂けると思います。






更に細かくして使いたいと言う方は・・・
まず料理で使う小型のボールを2個用意してください。
※ステンレスのボールをお勧めします。


@粉末を水で緩く溶き(サラサラな液状)、良く撹拌をして、数秒〜15秒程度静かに置いたあと、もう一つのボールにゆっくりと傾けて、上澄み液を取り出します。
(この時、あまり長い時間置き過ぎると、十分に細かい研磨材となる成分すらも、ほとんど沈殿してしまいますので、長い時間置き過ぎないように注意してください。下に残った物質は、色の違う物や荒い固形物の手前程度までは、上澄みとして排出してください。あまり大げさにやりすぎると、この手の粉末は、泥っ気のみが残り、研磨剤としての役割を一切果たさなくなります。)

Aこれを何度も何度も繰り返して行くうちに、下に溜まる荒い粒子がなくなり、砂や不純物等が取り除かれて、質が均一になってきます。
(細かさは、撹拌と置く時間や、上澄みを流すスピードで、調整を行う事が出来ます。)

Bもういいかな・・・と言う所で、そのまま粒子を沈殿させ、半日〜数日ごとに、上澄みの「水のみ」をスポイトなどで揺らさないように排出してください。
(水気を抜き取る間、最低でも数日〜数週間は掛かります。その保管時に埃等が混じると、荒い傷の付くゴミとなる場合があるので気をつけましょう。)


水気と一緒に使う予定の方は・・・
水気は多少残ったままでも、そのままボールや容器に入れておいて、必要な量だけと出して使いましょう。
最低限度の期間で、かなり細かい粒子の代わりとして使えるようになります。
完全に乾燥させても、水と一緒に使うのであれば、結局時間の無駄になります。


粉末として使いたい方は・・・
自然乾燥か湯煎を用いて、完全に水分を飛ばし、残った粉末を乳鉢と乳棒で擦り、極力粉末にしておいてから、密閉出来る容器にしまって、使うときだけ開封してください。






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